そうじ 2

昨年、思いもかけないところに
自分が高校1年の時、
郵便局でアルバイトをして買った
フェルナンデスの赤いストラトキャスターが
あることが判り、
使ってない、要らない、ということで
返してもらった。

確か、20代の終わり頃だったか、
ハンバッキングのギターが欲しかった自分と
ストラトが欲しいと思ってた友人と
利害が一致して
エルクのカスタムというギターと取り替えっこした。
その後、この赤いギターはどこを旅してきたのか知らないが
最近、岐阜の友人のところにあることが判り、
何十年か振りの再会となった。

中学生で洋楽とロックに目覚め
まず、フォークギターでコードやリズムを知り、
悪戦苦闘しながら「F」を押さえられるようになり
次に、当時のエレキギターの入門機種
トーマスやトムソンといったブランド名の
超激安エレキギターを手に入れた。
見てくれはレスポールそっくりなのだか
ボディーが薄っぺらで、とにかく軽い。
でも入門中学生レベルには全く問題なく
エレキを体験することができた。

そして、高校生になって
手に入れたのがこの赤いストラト。
7万円の国産コピーモデルだが、
まず、背負った時の重量感がちがう。
そして、音が、響きが、
あからさまに全然ちがうには感動した。
頑張って郵便配達をした甲斐があったな〜
って思った。
国産のコピーモデルだけど
ホンモノはちがうな〜
って思った。

さて、久しぶりに再会したギターを
ケースから引っ張りだしてきて、
先日、ベースの掃除をした勢いで
この赤いギターもお掃除。

錆び付いていた古い弦を外し、
今度はギターポリッシュをたっぷりつけて、
キュッキュっと磨いた

Fernandes / Stratocaster

シールの貼り跡とか汚いし、
思い切って、
ピックアップごとピックガードを
取り替えちゃいたい感じ。

で、新しい弦を張って、
ワイヤレスでアンプにつないで、

びっくり!
接触不良もなく
ちゃんと鳴った。
音が出た。

ただし、ベースと同じくで
デジタルのワイヤレスだから、
音は硬い。
硬いな〜。
カチンカチンだ。

まぁ、硬いのを柔らかくする分には。。。
(以下省略)

(タ)

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