オアシス・ネブワース 1996

“オアシス・ネブワース 1996”
という映画を観た。

オアシスが1996年の夏にイギリスのネプワーズで、
2日間で25万人を超える大観衆を集めて開催された
伝説の野外ステージ、
そのドキュメンタリー映画だ。

何故、25年も経った今、
この作品が作られて劇場公開されてるのか、
その背景については全く知らない。

ただ、映画館で映画観たい気分だな〜〜〜
と思って、
近所のイオンの映画館の上映情報を見てたら、

「オアシス? あのオアシス?」

何で今頃、オアシスなの?

と疑問を持ちつつ、とりあえず
陰陰滅々とした日々が続いてる今日この頃、
10万人を超える大観衆と爆音、
ちっとはスッキリするかな?と思い
観ることにした。

 

oasis / KNEBWORTH 1996

オアシスのファンなのか?
別にそうではない。
むしろ、最初は嫌だった。

オアシスは94年にレコード(CD)デビュー、
1stアルバム、2ndアルバム、
立て続けに爆発的ヒット。

僕がオアシスを知ったのは、

“オアシスとブラー”

二つのブリティッシュ・バンドが
ライバルというかセットで
売り出されてる感じになっていた時だ。
ブリットポップ
なんて、呼ばれ方もしてた。

94年か95年、
初めてオアシスの演奏シーンを観た。

ビックリするほどカッコ悪かった。
佇まいが、程度の低い
アマチュアバンドのようだった。
素人さんが並んでるようだったのだ。

これが世界的に売れてるオアシスなの?

ビチャ〜っとした
だらしないギターのピッキング
それをエフェクターで増幅して。。。
イギリスにはピート・タウンジェントという
抜群にキレの良いピッキングで
太い音や繊細な音など弾き分ける
見本になるロックギタリストがいるのに。
(とWHOバカは思う)
ドラムはふつうに下手だった。

というわけで、
第一印象は嫌だったのだ。

ただ、Vo.はふてぶてしくて
良いかな。

で、『ネブワース 1996』

広い広い広場に
12万人を超える群衆が熱狂している。

ドラムはメンバーチェンジしていて
アラン・ホワイトのドラミング、
良いね〜!

とにかく、
リアムのボーカルが良かった。
声がいいんだ。
ちょっとザラついた声。
いや〜、素晴らしい。
ロックを歌う者として
羨ましいくらいだ。

曲も良い!
96年のライブだから
最初の2枚のアルバムからの曲ばかり。

しっかり聴いてみると
ベースもなかなか良いベースラインだ。

ギターの二人は
昔見たのと変わらないが、
カメラワークが良いのと
リアム中心でギターは
あまり映らなくて気にならない。
(良いことでは無いが)」

でも、ギタリストは
印象的なフレーズを弾いてはいる。

2021年の9月末に
2日間で25万人以上の大群衆の
熱狂を見れたのは良かった。

で、この日の観客は
自分の他には、
前の方に1人だけ。。。
平日の昼間、とはいえ。

(タ)

 

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