昨日の朝からずっと
深い喪失感に包まれている。
あれっ?
僕はそんなにストーンズ・フリークだったっけ?
そんなに熱烈なチャーリーのファンだったかな?
思い返してみると
中学の終わり頃から高校の初め頃
ローリング・ストーンズにどハマりしてた時期が
確かにあった。
でも、この喪失感はそういうところからじゃない。
ロックンロールを叩くドラマーとして
チャーリー・ワッツのドラムはあまりにも独特だ。
ローリング・ストーンズをローリング・ストーンズたらしめていたのは
ミック・ジャガーのVo.
キース・リチャーズのリズムギター、それ以上に、
実はチャーリーの独特なドラムだったんだと思う。
チャーリー亡き後もミックとキースは
“The Rolling Stones”の大看板を
降ろすことなく続けるんだと思うけど、
60年代からずっとずっと転がり続けて来た
ローリング・ストーンズは
ついに終焉を迎えてしまったのだ。
あるのが当たり前だったストーンズ。
それが深い喪失感の原因なんだと気づいた。
R.I.P. Charlie Watts
(タ)