タルイの10選、最終日

DAY10

イギリス発のタイムラインリレー。
自分の音楽の嗜好に影響を与えたレコード10選。

いよいよ最終日であります。

The WHO / QUADROPHENIA
(邦題:四重人格)

The WHO / QUADROPHNIA

自他共に認めるWHOバカだから、
いったいいつWHOが登場するんだ?
とご心配だったあなた、
安心してください。
ようやくトリでThe WHO登場!

真性WHOバカとはいえ、
WHO教の信者さんではないので、
たとえWHOであっても好きなアルバム、
嫌いなアルバムがある。

で、特に好きなアルバムを挙げとくと
1stのMy Generation、Live At Leeds、Who’s Next
そして QUADROPHENIA かな。
WHOの重要な実績として Tommy も外せないけど
自分が個人的に特に好きで影響を受けたと感じるのは
QUADROPHENIA、My Generation、Live At Leeds、Who’s Next
となる。
ちなみに、ダントツで好きなジャケットは
The Kids Are Alright
ユニオンジャックはカッコいい。
この点はイギリス人が羨ましい気がする。

動画です。
QUADROPHENIAより1曲
映画:QUADROPHENIA(邦題:さらば青春の光)より
オープニングシーン(The Real Me)
https://www.youtube.com/watch?v=82oVtqrCpaI

この映画もはまった。
再上映される度に映画館に行った。
映画館の前にベスパが何台か停まってたのが
今思えば微笑ましい。

そんなわけで、10選完結。

Small Faces
Smithereens
Police
Pilot
Elvis Costtero & Attractions
Knack
Sex Pistols
Dodgy
Beatles
Who

泣く泣く外したのがいっぱいある。
こうやって自分の音楽的嗜好とかを
あらためて考えてみるという
なんだか興味深い試みになった。

やっぱイギリス勢が圧倒的に多かったね。
イギリスじゃないのは、
Smithereens と Knack だけかな。
でも、この二つも音楽はイギリスっぽい。

以上10日間、無事完了。

続いて(ス)さん、やってみない?

(タ)

新横浜LiT 救済のお願い!

喝! TARUI BANDがお世話になってる
ライブハウスのひとつ、
新横浜LiTも大ピンチです。

この度の新型コロナ・ウイルス禍において
ライブハウスは集団感染の危険があると
かなり早い段階から真っ先にやり玉にあげられ、
どこのライブハウスも早くからイベント中止延期で売上激減、
さらに、早くから自粛要請に従って、おとなしく休業していますが
特に政府からの救済、支援はもとより
あたたかいメッセージすらありません。

どこのライブハウスもピンチです。
もちろん、苦しいのはライブハウスだけではありません、
みんな苦しいです。

新横浜LiTとは、改装前の新横浜Bell’s時代と合わせても
そんなに長い付き合いではないですし、
そもそも我々は都内ベースであり、
横浜ベースのバンドではありません。

ただ、ボスの小山さんとは
彼が横浜ビブレの店長だった時代からの
出会いと古い付き合いがあり、
彼の音楽に対する深い思いとコンセプトが詰まった
新横浜LiTとは熱い信頼関係を築きながら
出演させてもらってきました。
これからも、いいライブを
どんどんやらせてもらおうと思っています。

なので、こんなところで潰れてもらっちゃ困る!

皆さまにも、どうか新横浜LiTへ救済の手を
差し伸べていただけますよう
誠に勝手ではありますが、
よろしくお願いする次第です。

支援プロジェクトであるクラウドファンディングが
始まっています。

https://camp-fire.jp/projects/view/265279

新横浜LiT

タルイの10選、9日目

Day9

イギリス発のタイムラインリレー。
自分の音楽の嗜好に影響を与えたレコード10選。
10日連続で1日1枚投稿。

早いもので9日目。

THE BEATLES / REVOLVER

THE BEATLES / REVOLVER

彼らの通算7枚目(ベスト盤など編集盤を除く)

あまりにも有名なTHE BEATLES の
あまりにも有名なアルバムの1つREVOLVER、
なので、多くは語らない。

中学2年でBEATLESを知り、
BEATLESにはまらなければ、
ロックを聴くことも、楽器を弾くことも、
バンドを始めることも、あったのだろうか?

自分は、特に初期のロックンロールに
強い影響を受けたのだが、
アルバムとして選ぶとしたら
Rubber Soul か Revolver、
どちらも中期の作品。

たぶん、
ライブバンドとしての勢いを保ちつつ
レコーディングバンドとしての
技量も高まった時期だったってことなのかな。

明日でこのタスクは最終日。

(タ)

 

タルイの10選、8日目

DAY8

イギリス発のタイムラインリレー。
自分の音楽の嗜好に影響を与えたレコード10選。
10日連続で1日1枚投稿。

早いもので、もう8日目。

DODGY / FREE PEACE SWEET

DODGY / FREE PEACE SWEET

90年代に Oasis Blur などが
たいへん人気を博した時期があったのを覚えてる方も多いと思う。
他にもたくさんのポップなメロディーを持つロックバンドが登場した。
ビートルズの影響を受けた感じで、
ブリットポップと呼ばれてた。

そんな中、僕にとっては Oasis Blur より
はるかにお気に入りとなったのが、このDODGY。
このFREE PEACE SWEETは彼らの3枚目で、
いよいよDODGY大ブレイクへの兆しをみせたかな
というアルバムだった。
Beatles とWHO のエッセンスを併せ持ったというか、
な〜んだ垂井の好みど真ん中じゃないか、
という感じ。

3rdのリリースと共に行われた来日公演にも行ったが、
演奏レベルも高いトリオで、激しく気に入った。
衣装とかダサダサで、ライブの見せ方とか演出は
正直パッとしなかったかな。

このあと、ベースでリードVoのナイジェルが脱退、
DODGYは一気に尻つぼみ、視界から消えてしまった。
他のメンバーが入って活動続行したり、
オリジナル・メンバーで再結成もあったのだが。。。
このトリオでもう少し続けてたら大ブレイクもあったかも、
なんだか残念。

ともかく、本当に良いアルバムなんで、
是非聴いてみて。

動画も貼っときます。
PVもなんだかなー、だから音だけでも聴いてみて。
https://www.youtube.com/watch?v=ofhpVpNuc_k

(タ)

スタジオも救ってください!

守谷市にある唯一のスタジオ
Studio OZ が救済を求めています。

緊急事態宣言による休業要請に従って
現在営業ができなくなっています。

垂井がコッソリ、
歌いながらベースを弾く練習をしてる
小さなスタジオです。

 

OZ: ライブハウスを守れ!
あちこちで盛り上がっていますが、
将来的にライブハウスは守れても
スタジオが無くなってたらやばくないですか?

タ 「かなりやばいです。」

OZ: 練習しないでライブやるんですか?

タ 「できません。」

というわけで皆さま、
ライブに行ったつもりで!
スタジオに行ったつもりで!
呑みに行ったつもりで!
ポチッとお願いします!

Tシャツとトートバッグにおまけを付けて
送料無料でお届けします!
今回(5/6〆切分)は黒×黄です。
継続したサポートが必要と思われますので、
月毎に色を替えて販売する予定だそうです。

https://studiooz.thebase.in/

Studio OZ / Tシャツ&トート

よろしくお願いいたします。

(タ)

タルイの10選、7日目

DAY7

イギリス発のタイムラインリレー。
自分の音楽の嗜好に影響を与えたレコード10選。
10日連続で1日1枚投稿。

7日目は

SEX PISTOLS / NEVER MIND THE BOLLOCKS
(邦題:勝手にしやがれ!!)
じつに残念な邦題である。。。

Sex Pistols / Never Mind The Bollocks

NYで生まれたパンクムーブメントがロンドンで燃え盛った頃
Ramones、Sex Pistols、The Clash、The Stranglers、Buzzcocks などなど、
強い影響を受けた。
中でもこのアルバムは、今でもかなり聴く、
ということでコレを選ぶことにした。

なんだかんだで、コレが
Sex Pistols 唯一のスタジオアルバムだ。

Sex Pistolsやロンドン・パンクはこのアルバムが出る前から、
かなりの盛り上がりだったと記憶している。
歌詞やメンバーの言動が過激すぎるってことで、
先行のシングルが発売禁止になるのならないの、
放送禁止になるのならないの、
放送局に出禁になったのならないの。

いったいどんなに凄いアルバムが出るんだ〜って
凄まじいばかりの期待感。
実際、ジャケットに描かれた英国女王陛下の肖像は消され、
このアルバムの代表曲の一つ、God Save The Queenは
当初英国王室に忖度して日本では放送禁止になったり。

ところで、Sex Pistols のベーシストは?と問われたら
僕は迷わずグレン・マトロックと答える。
パンクといえどもロックであり、音楽である。
演奏力があり、Pistolsの主な曲を作詞作曲した
生粋のロックミュージシャン、マトロック。
オリジナルメンバーでもあるマトロックこそ
Sex Pistolsのベーシスト。
何故蔑まされなきゃいけないのか?

このアルバムでマトロックに演奏して欲しかったと切に思ってる。
ちなみに、このアルバムでベースを弾いたのは
シド・ビシャスではない。
彼はまともにベースが弾けなかった(らしい)。
先行されたデビューシングルAnarchy in the U.K.は
マトロックが弾いていて、
残りはギターのスティーブ・ジョーンズが弾いたらしい。

このアルバムは今聴いても、
同時期の他のパンク・バンドのレコードとは
別格の仕上がりである。
つまり、Sex Pistolsは自然発生的パンクではなく、
最初っからコーマーシャルなパンク・バンドだった
ということが判る。

でも、真のパンクスはパンクにあらざるものなので、
紛れもなく、これもパンクなのだと思う。

グレン・マトロック在籍時の動画
https://www.youtube.com/watch?v=q31WY0Aobro

(タ)

マスクに絵を描いてみた。

布マスク2枚が届いたら
絵でも描いてみるか〜と、
到着を心待ちしてるんだけど、
ウチには来ないね〜〜。

汚れたのとか、異物が入ったのとか
不良品があったとかで、
回収したって話もある。
もう届かないのかな〜?
かつてない大胆な政策なのにね。

で、届いた〜という人の写真を見るかぎり
布マスクというよりガーゼマスクだよね?
ガーゼに上手く描けるかな。。。

とりあえず、頂きものの
手作り布マスクに描いてみた。

WHOバカの皆さん、
お待たせいたしました。

名づけて
“Pictures of MOONIE”

邦題もある。
“ムニーのおもかげ”  でどうよ。

Mask: Pictures of Moonie

このマスク、外にしてったら
相当目立つね〜〜。

引き続き皆さん、

「うがい、手洗い、ロックンロール!」
でよろしく。

(タ)

タルイの10選、6日目

DAY6

イギリス発のタイムラインリレー。
自分の音楽の嗜好に影響を与えたレコード10選。
10日連続で1日1枚投稿。

6日目

THE KNACK / ZOOM

THE KNACK / ZOOM

ザ・ナック、いま流行りのZOOMで〜す
(ちがうか〜。)

ザ・ナックと聞けばたいがい
「あぁ〜マイ・シャローナの世紀の一発屋!でしょ(失笑)」
という認識かと思うけど、さにあら〜ず!

1979年、アルバム「GET THE KNACK」でデビュー、
シングル「My Sharona」が世界的爆発的ヒット!
初期のビートルズを彷彿とさせるモノクロのジャケットに
細身のタイに白シャツといった出で立ちで
「ビートルズの再来」というプロモーション!

自分としては、ビートルズと聞けば
当然注目せざるを得なかったものの、
ラジオで聴いた大ヒット曲「My Sharona」は
正直ピントこなかった。
これが何でそんなに売れてるの?
この曲のどこがビートルズの再来なの?
大人の世界はわからないねぇ。

ところが、同級生の友人が
「こいつはスゴくいいぜ」ってLPを貸してくれたので
聴いてみたら、これが自分のツボにドンピシャ!
ど真ん中のストレートで場外ホームラン!
まさにノックアウト!

依然として「My Sharona」は「?」だったけど、
他の曲はシビレまくった。
こういうロックが好きなんだ。
毎朝「GET THE KNACK」を聴いて、
元気注入してから学校に行くくらいだった。

ちなみに、ロックでパンクなガキだったけど
学校にはよく行ってた。
学校が束縛とか感じなかったし
つまらない授業もあったけど
全体的に学校は面白かった。

ザ・ナックは翌年1980年に2ndをリリース、
その翌年1981年には3rd、
しかし2ndも3rdも売上は芳しくなかったみたいで、
特に話題にもならずに消えてしまった。
1982年に解散したことすら気づかなかった。

ところが突然、91年に再結成!
通算4枚目をリリース。
いや〜ビックリだったし嬉しかったな〜。
残念ながらドラムだけは再結成に参加してなかった。
でも、違和感の無いドラマーを起用してる感じだった。

そして、このZOOMが通算5枚目になる。
何故か、ドラムにテリーボジオ。
何で、テリーボジオ?
著名とはいえセッションドラマーだから
条件が合えばやるんでしょう。

でもね、ジャケットを見ると
サポートとかゲストとかじゃなくて、
写真も名前もまるで正式メンバー扱い。
テリーさん、ナックに入ったの?って感じ。

テリーさんがインタビュー記事で
ナックの大ファンだった、
と語ったって未確認情報も。

とにかく、楽曲も粒ぞろいで好みな上に
スネアはカンカン鳴ってて気持ちイイ。
だから委細は構わないのだ。

テリーボジオ参加の動画が見当たらないので
1979年デビュー年のオリジナル・メンバーによるライブ映像
https://www.youtube.com/watch?v=sqsvSN1ayKs

(タ)

タルイの10選、5日目

DAY5

イギリス発のタイムラインリレー。
自分の音楽の嗜好に影響を与えたレコード10選。
10日連続で1日1枚投稿。

さて、5日目は。。。

Elvis Costello & The Attractions / Armed Forces

Elvis Costello & the Attractions / Armed Forces

エルビス・コステロはソロアーチストというより、
エルビス・コステロ&ジ・アトラクションズ
というバンドが大好きだった。

アトラクションズはたんなるバックバンドではない。
ベースもドラムも最高〜、キーボードは超個性的だった。
かなりレベルの高いメンバーだった。

これはコステロの3枚目(アトラクションズとして2枚目)。
このArmed Forcesか、
次のGet HappyかPunch the Clockか迷ったけど
これを一番数多く聴いたかな。

このArmed Forcesが出る前に初来日公演があって、
東京公演を観に行った。
学ランに赤いシューズは違和感あるな〜
って印象が記憶に残ってる。
前座はシーナ&ロケッツだった。
鮎川さんがコステロみたいなメガネをかけていたり、
シーナ&ロケッツにはあまり良い印象はなかった。

このアルバムは東京公演を一緒に行った
喝! TARUI BAND 創設メンバー進藤に
カセットテープに入れてもらって聴いてたので、
実際に自分がこのアルバムを手にしたのは、
だいぶ経って CDがリリースされた頃。
発売当時のLPのジャケットはこのデザインじゃなくて
象さんの絵だったような気がする。
なにぶんずいぶん昔のことなので。

Official Video
Elvis Costello & The Attractions / Oliver’s Army
https://www.youtube.com/watch?v=LrjHz5hrupA

この時代のPVはこんなもんかな。

(タ)

タルイの10選、4日目

DAY4

イギリス発のタイムラインリレー。
自分の音楽の嗜好に影響を与えたレコード10選。
10日連続で1日1枚投稿。

4日目は
Pilot / Second Flight

Pilot / Second Flight

パイロットの2ndアルバム。
ちなみに、プロデュースは(ス)さんが紹介してた
アラン・パーソンズが担当。

さて、僕は
中学2年でビートルズを聴き、
洋楽、ロックにどハマりしてったんだけど
ビートルズは既に解散したバンドで、後追いだったから
基本的には新譜が出る、という楽しみがない。

なので、現在進行形で聴ける対象が欲しいな
と思い始めた頃に知ったのがコレ、
パイロットであります。
ビートルズと同じイギリスの4人組。

お小遣いの全てをつぎ込んで、
彼らのシングル、アルバムをセッセと買い、聴き、
(当時はみんなマメにシングルをリリースしていた)、
短い間だったが、同時代を生きるバンドを
追いかける喜びに浸ることができた。

同時期にベイ・シティ・ローラーズ旋風が吹き荒れたけど、
バンドとしての演奏能力、楽曲制作能力など、
パイロットのほうがはるかに上(と思ってた)
人気でベイシティに負けてるのが悔しかった。

パイロットはこの2ndアルバムの中から
シングル・ジャニュアリーが
欧米でブレイクの兆しを見せ(英国チャート1位)、
いよいよ日本でもパイロット旋風が起こるのか?
って期待が膨らんだけど
すぐにキーボードが脱退(涙)
続く3rdアルバムは3人組でリリース、
そしてドラムが脱退し、4thは2人。
この頃、自分はパンクの 洗礼を受けてたので、
もう2人になってしまったポップ・グループには
何の関心も無く、聴かなかった。

残った2人は、
プロデューサーだった
アラン・パーソンズ・プロジェクトに合流したらしい。
(パイロット終了)
先に抜けたドラムは10ccに加入、
キーボードはソロを出した後
病気で亡くなった。

2000年代になって、
パイロットの4枚目がベスト盤と一緒にリリースされ
聴くことができた。
後追いになったけど。

(タ)